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調剤実績データ

後発医薬品処方実態(10年6月)

抗がん剤の市場規模、前年比3倍と急拡大

2011年3月1日号

 厚生労働省発表の「最近の調剤医療費の動向」によれば、10年4〜6月の後発医薬品処方割合は、市場合計数量ベースで22.1%、金額ベースで8.1%と、後発品調剤体制加算の点数変更の効果もあり、順調に伸びている。 ちなみに、日本ジェネリック製薬協会調査による同期間の数値は数量ベースが22.4%、金額ベース9.2%と発表されている。 次に、10年4〜6月の後発医薬品市場規模は、全体で前年同期比24.9%増(先発品を含めた市場合計としてはわずか1.4%増)の727億円に達し、処方割合も6.6%から8.1%へ、1.5ポイントの拡大をみせた。 大薬効分類では、トップの循環器官用薬が33.1%増の185億円と好調で、市場の4分の1強を占めている。その他では、2.7倍と急拡大の腫瘍用薬が注目される。 一方、小薬効ではその他の腫瘍用薬(前年同期比2.6倍)、血管拡張剤(51.8%増)、消化性潰瘍用薬(50.9%増)が...  厚生労働省発表の「最近の調剤医療費の動向」によれば、10年4〜6月の後発医薬品処方割合は、市場合計数量ベースで22.1%、金額ベースで8.1%と、後発品調剤体制加算の点数変更の効果もあり、順調に伸びている。 ちなみに、日本ジェネリック製薬協会調査による同期間の数値は数量ベースが22.4%、金額ベース9.2%と発表されている。 次に、10年4〜6月の後発医薬品市場規模は、全体で前年同期比24.9%増(先発品を含めた市場合計としてはわずか1.4%増)の727億円に達し、処方割合も6.6%から8.1%へ、1.5ポイントの拡大をみせた。 大薬効分類では、トップの循環器官用薬が33.1%増の185億円と好調で、市場の4分の1強を占めている。その他では、2.7倍と急拡大の腫瘍用薬が注目される。 一方、小薬効ではその他の腫瘍用薬(前年同期比2.6倍)、血管拡張剤(51.8%増)、消化性潰瘍用薬(50.9%増)が伸び

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