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英語は製薬企業社員の必修科目か
2011年3月1日号
武田薬品では、13年4月入社の新卒採用から、英語力を測る学力テスト「TOEIC」(990点満点)で730点以上の取得を採用の条件とする。730点以上は「通常会話は完全に理解できる」水準とされ、得点者は受験者の1割強にとどまる。同社は、海外事業や研究開発体制の強化のために、外国人研究者の採用や海外のベンチャー企業のM&Aを積極化させている。採用条件に高い英語力を明示することで、海外事業や研究開発の強化に対応できる人材を獲得する狙い があるそうだ。 確かにグローバル化を推進しようとすれば、海外子会社を含む人事の一元化や海外での幹部候補の採用、多国籍化する社員のコミュニケーションツールとして英語は避けられない。ユニクロや楽天が英語を社内公用語にするのは勝手だが、両社のグローバル展開は今のところ見るべき実績はない。 一方、中国で16もの子会社の社長をすべて中...
武田薬品では、13年4月入社の新卒採用から、英語力を測る学力テスト「TOEIC」(990点満点)で730点以上の取得を採用の条件とする。730点以上は「通常会話は完全に理解できる」水準とされ、得点者は受験者の1割強にとどまる。同社は、海外事業や研究開発体制の強化のために、外国人研究者の採用や海外のベンチャー企業のM&Aを積極化させている。採用条件に高い英語力を明示することで、海外事業や研究開発の強化に対応できる人材を獲得する狙い があるそうだ。 確かにグローバル化を推進しようとすれば、海外子会社を含む人事の一元化や海外での幹部候補の採用、多国籍化する社員のコミュニケーションツールとして英語は避けられない。ユニクロや楽天が英語を社内公用語にするのは勝手だが、両社のグローバル展開は今のところ見るべき実績はない。 一方、中国で16もの子会社の社長をすべて中国
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