眺望「医薬街道」
日医「疑義解釈委員会」は闇の中
近藤正觀
2011年3月1日号
日本医師会雑誌にさまざまな委員会の活動報告が掲載されている。そのなかのひとつである「疑義解釈委員会」に触れてみたい。 日医雑誌第139巻(10年5月別冊)には、疑義解釈委員会は「社会保険診療報酬点数表の運用上の疑義解釈等を主業務として設置されている」とあり、日本医学会の関係各分科会から推薦された各学会代表25人の委員で構成される。 開催は原則、毎月第1と第3金曜日とされている。09年度の開催は14回となっていた。疑義照会がなければ開催されない。審議は厚生労働省や日医に照会のあった疑義事項について、医学的な立場から検討協議を行うほか、新規医療技術の保険導入や新規医薬品の薬価基準収載の可否を審議する。また、医療用医薬品の供給停止および経過措置品目の妥当性も審議するようだ。 医学学会の総本山は日本医学会である。4年に1度、医学会総会を開催するほか、定期的に...
日本医師会雑誌にさまざまな委員会の活動報告が掲載されている。そのなかのひとつである「疑義解釈委員会」に触れてみたい。 日医雑誌第139巻(10年5月別冊)には、疑義解釈委員会は「社会保険診療報酬点数表の運用上の疑義解釈等を主業務として設置されている」とあり、日本医学会の関係各分科会から推薦された各学会代表25人の委員で構成される。 開催は原則、毎月第1と第3金曜日とされている。09年度の開催は14回となっていた。疑義照会がなければ開催されない。審議は厚生労働省や日医に照会のあった疑義事項について、医学的な立場から検討協議を行うほか、新規医療技術の保険導入や新規医薬品の薬価基準収載の可否を審議する。また、医療用医薬品の供給停止および経過措置品目の妥当性も審議するようだ。 医学学会の総本山は日本医学会である。4年に1度、医学会総会を開催するほか、定期的にシン
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