医薬経済オンライン

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好々爺に尽きる細川「労働相」

社会保障改革は与謝野氏主導で蚊帳の外

2011年2月15日号

 2月3日夜、尾辻秀久参院副議長公邸に超党派の面々が集まった。坂口力氏(公明)、柳澤伯夫氏(元自民)、舛添要一氏(新党改革)、長妻昭氏(民主)の5人だ。共通するのは、厚生労働相経験者ということ。「苦労を知る者同士で話がしたい」と尾辻氏が呼び掛けた。 「舛添氏が喋りまくっていた」(関係者)ことはさておき、財政再建に偏らず「社会保障の絵姿を きっちり議論してから物事を決めるべき」と、改革の方向性では認識を共有した。超党派協議について、具体的な話はなかったが、会合の定期化に異論は出なかった。 さて、歴代の厚労相経験者のなかで、会合に出席しなかったのは、誰か。すぐに思いつくだろうか。 正解は川崎二郎氏(自民)と現役の細川律夫氏(民主)。 川崎氏といえば、自民党・谷垣禎一総裁の盟友。谷垣氏は「民主党がマニフェストの誤りを認めるのが先」と、超党派協議...  2月3日夜、尾辻秀久参院副議長公邸に超党派の面々が集まった。坂口力氏(公明)、柳澤伯夫氏(元自民)、舛添要一氏(新党改革)、長妻昭氏(民主)の5人だ。共通するのは、厚生労働相経験者ということ。「苦労を知る者同士で話がしたい」と尾辻氏が呼び掛けた。 「舛添氏が喋りまくっていた」(関係者)ことはさておき、財政再建に偏らず「社会保障の絵姿を きっちり議論してから物事を決めるべき」と、改革の方向性では認識を共有した。超党派協議について、具体的な話はなかったが、会合の定期化に異論は出なかった。 さて、歴代の厚労相経験者のなかで、会合に出席しなかったのは、誰か。すぐに思いつくだろうか。 正解は川崎二郎氏(自民)と現役の細川律夫氏(民主)。 川崎氏といえば、自民党・谷垣禎一総裁の盟友。谷垣氏は「民主党がマニフェストの誤りを認めるのが先」と、超党派協議を拒

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