医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

再生どころか内紛必至の自民党

「谷垣降ろし」の影に、あの元首相

2011年2月15日号

 1月23日、グランドプリンスホテル赤坂の大宴会場「五色の間」で開かれた自民党の党大会は高揚感に包まれていた。 「さぁ、国民の皆さんとともに新しい時代の新しい自民党政権をつくるべく、お互いに力を合わせて頑張って参りましょう。私は先頭に立って戦い抜きます」首相もツライが野党トップもツライ 谷垣禎一総裁が党大会のクライマックスの年頭演説で声を張り上げると、地方から上京してきた全国の党員から「そうだ!」と大きな拍手が沸き起こった。民主党政権の迷走で自民党の支持率は回復傾向にあり、春の統一地方選に向け谷垣執行部への期待も高まる。 政権交代直後のどん底の状況で自民党の第24代総裁に就任した谷垣氏。就任からしばらくは腰の定まらない党運営に批判も少なくなかったが、昨夏の参院選の勝利を機に党内の不満は沈静化した。 尖閣諸島沖の不審船衝突事故の対応など民主党...  1月23日、グランドプリンスホテル赤坂の大宴会場「五色の間」で開かれた自民党の党大会は高揚感に包まれていた。 「さぁ、国民の皆さんとともに新しい時代の新しい自民党政権をつくるべく、お互いに力を合わせて頑張って参りましょう。私は先頭に立って戦い抜きます」首相もツライが野党トップもツライ 谷垣禎一総裁が党大会のクライマックスの年頭演説で声を張り上げると、地方から上京してきた全国の党員から「そうだ!」と大きな拍手が沸き起こった。民主党政権の迷走で自民党の支持率は回復傾向にあり、春の統一地方選に向け谷垣執行部への期待も高まる。 政権交代直後のどん底の状況で自民党の第24代総裁に就任した谷垣氏。就任からしばらくは腰の定まらない党運営に批判も少なくなかったが、昨夏の参院選の勝利を機に党内の不満は沈静化した。 尖閣諸島沖の不審船衝突事故の対応など民主党の敵

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence