医薬経済オンライン

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世界の医薬品業界

薬価下落が拡大するEU諸国

第47回 

医薬評論家 五條正也

2011年2月15日号

 英国では今年から消費税が2.5ポイント増えて20%となった。当然ながらそれだけ物価が上がることになるが、英ポンドはユーロ以上に下落しているため、物価はすでに上昇している。1月に発表された12月の小売物価指数(消費者物価からサービスを除いた指数)は前年同期比で4.8%も上昇しており、これに消費税が上乗せされると、単純に物価が7.3%も値上がりすることになる。 英国はポンドが高かった頃は医薬品の並行輸入(薬価の安いギリシャなどEU諸国からの輸入)が多い国だったが、現在は並行輸出の国になっており、売れ筋品は品不足まで起きている。ジェネリックは毎月の実勢価で償還価格が変わるが、輸入品が多いため、以前ほど下がらなくなった。 英国では1月19日、医療改革法案が出された。13年実施をめざすものだが、これは〝凄い〟法案である。何が凄いのかと言えば、英国の公的医療制度で...  英国では今年から消費税が2.5ポイント増えて20%となった。当然ながらそれだけ物価が上がることになるが、英ポンドはユーロ以上に下落しているため、物価はすでに上昇している。1月に発表された12月の小売物価指数(消費者物価からサービスを除いた指数)は前年同期比で4.8%も上昇しており、これに消費税が上乗せされると、単純に物価が7.3%も値上がりすることになる。 英国はポンドが高かった頃は医薬品の並行輸入(薬価の安いギリシャなどEU諸国からの輸入)が多い国だったが、現在は並行輸出の国になっており、売れ筋品は品不足まで起きている。ジェネリックは毎月の実勢価で償還価格が変わるが、輸入品が多いため、以前ほど下がらなくなった。 英国では1月19日、医療改革法案が出された。13年実施をめざすものだが、これは〝凄い〟法案である。何が凄いのかと言えば、英国の公的医療制度である

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