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医薬経済気象台

株価の堅調は何を示唆するのか

2011年2月1日号

 11年早々の明るい話題は、世界の株式市場が同時株高の様相を呈し、わが国の株価も海外に劣らず堅調なスタートをみせていることだ。  主要国の昨年末と1月第2週末までの2週間の間につけた高値とを比較すると、わが国は3.5%の上昇だが、主要先進国は米国が1.8%、英国が2.6%、ドイツが2.3%で、わが国の上昇率が最も高い。また、アジア諸国は香港が5.4%、シンガポールが2.8%、韓国が2.8%、インドネシアが2.2%、タイが1.8%、台湾が0.6%、マレーシアが3.8%の上昇で、わが国を上回っているのは香港だけ、新興国も中国が1.6%、インドが0.3%、ロシアが5.9%、ブラジルが2.6%の上昇で、わが国はロシアに劣るだけである。  世界の株価はリーマンショック後の立ち直りの動きから、昨年春のユーロ危機で再度反落し、6月頃から立ち直ってきている。ただ、この立ち直りの動きのなかでは、わが国が最...  11年早々の明るい話題は、世界の株式市場が同時株高の様相を呈し、わが国の株価も海外に劣らず堅調なスタートをみせていることだ。  主要国の昨年末と1月第2週末までの2週間の間につけた高値とを比較すると、わが国は3.5%の上昇だが、主要先進国は米国が1.8%、英国が2.6%、ドイツが2.3%で、わが国の上昇率が最も高い。また、アジア諸国は香港が5.4%、シンガポールが2.8%、韓国が2.8%、インドネシアが2.2%、タイが1.8%、台湾が0.6%、マレーシアが3.8%の上昇で、わが国を上回っているのは香港だけ、新興国も中国が1.6%、インドが0.3%、ロシアが5.9%、ブラジルが2.6%の上昇で、わが国はロシアに劣るだけである。  世界の株価はリーマンショック後の立ち直りの動きから、昨年春のユーロ危機で再度反落し、6月頃から立ち直ってきている。ただ、この立ち直りの動きのなかでは、わが国が最も弱

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