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調剤実績データ

後発医薬品処方実態(10年4月)

体制加算の取得薬局50%超 最大17点加算は20.2%

2011年2月1日号

 厚生労働省の「最近の調剤医療費の動向」によれば、10年4月の後発医薬品処方割合は全体で金額ベースが7.9%と、09年11月に7%台に乗ってから半年で8%台を狙えるこれまでの最高をマークした。数量ベースでも前月比1.5ポイント増の過去最大21.8%に達した。これら急上昇の背景には、4月からの後発医薬品調剤体制加算の大幅引き上げの影響が挙げられよう。 新たに加わった調査項目の後発医薬品割合(数量ベース)階級別保険薬局数構成割合によると、数量ベース30%以上(17点加算)が20.2%、25%以上(13点)が13.5%、20%以上(6点)が18.0%と、全体では51.7%と半数以上の薬局が加算を取得している。 さて、10年4月の後発品処方割合を大薬効でみると、ビタミン剤が46.2%の断トツで、以下、消化器官用薬13.9%、呼吸器官用薬12.1%と続くが、呼吸器官用薬のダウンが大きく、2位、3位が初めて入れ...  厚生労働省の「最近の調剤医療費の動向」によれば、10年4月の後発医薬品処方割合は全体で金額ベースが7.9%と、09年11月に7%台に乗ってから半年で8%台を狙えるこれまでの最高をマークした。数量ベースでも前月比1.5ポイント増の過去最大21.8%に達した。これら急上昇の背景には、4月からの後発医薬品調剤体制加算の大幅引き上げの影響が挙げられよう。 新たに加わった調査項目の後発医薬品割合(数量ベース)階級別保険薬局数構成割合によると、数量ベース30%以上(17点加算)が20.2%、25%以上(13点)が13.5%、20%以上(6点)が18.0%と、全体では51.7%と半数以上の薬局が加算を取得している。 さて、10年4月の後発品処方割合を大薬効でみると、ビタミン剤が46.2%の断トツで、以下、消化器官用薬13.9%、呼吸器官用薬12.1%と続くが、呼吸器官用薬のダウンが大きく、2位、3位が初めて入れ替わ

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