医薬経済オンライン

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深層◎医薬品流通

調剤争奪戦、敗者が「再編」

通期業績の下方修正「避けられない」卸

2011年1月15日号

 「アルフレッサとメディパルが株を買うという話は、年末に流れていたが、東邦が参戦するとは想定していなかった。それにしても、メディパルの所有する株数は少なくないか」  西日本エリアで一定の影響力を持つ大手調剤チェーンの阪神調剤薬局(岩崎壽毅社長)。この阪神調剤の株式をアルフレッサホールディングス、東邦HD、メディパルHDが取得することが明らかとなった。この号が出る頃には、詳細な発表があるかもしれないが、1月12日時点では、アルフレッサHDが20%半ば、東邦HDが10%半ば、メディパルHDが5%程度、阪神調剤の株式を分け合うという。 秋葉原で建設中のメディパルの物流センター 冒頭のメーカー関係者の指摘は、メディパルHDの取得株式数が「少ない」というもので、この見方をする業界関係者は多い。  上場を廃止してまで、投資組合「ヴァリアントパートナーズ」とと...  「アルフレッサとメディパルが株を買うという話は、年末に流れていたが、東邦が参戦するとは想定していなかった。それにしても、メディパルの所有する株数は少なくないか」  西日本エリアで一定の影響力を持つ大手調剤チェーンの阪神調剤薬局(岩崎壽毅社長)。この阪神調剤の株式をアルフレッサホールディングス、東邦HD、メディパルHDが取得することが明らかとなった。この号が出る頃には、詳細な発表があるかもしれないが、1月12日時点では、アルフレッサHDが20%半ば、東邦HDが10%半ば、メディパルHDが5%程度、阪神調剤の株式を分け合うという。 秋葉原で建設中のメディパルの物流センター 冒頭のメーカー関係者の指摘は、メディパルHDの取得株式数が「少ない」というもので、この見方をする業界関係者は多い。  上場を廃止してまで、投資組合「ヴァリアントパートナーズ」とともに

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