日医ウォッチング
来春の日医会長選を巡り虎視眈々
前哨の東京都医会長選控え水面下の蠢き
辰濃哲郎
2011年1月1日号
10年8月24日、日本医師連盟の執行委員会が東京・駒込の日本医師会館で開かれていた。
先の参院議員選で日医連が推す3候補が落選したことを受けて開かれた執行委員会は、4月に当選したばかりの原中勝征執行部の責任を追及する構えを見せていた。
緊迫した質疑が繰り返されるなか、思わぬ「2人」が接触した。
全国から集った執行委員と向き合う形で最前列の幹部席に座っていた東京都医師会長で日医連の鈴木聰男常任執行委員が立ち上がって、つかつかと通路を歩んで行く。
鈴木氏が近づいて行ったのは、執行委員席の中ほどにいた大阪府医師会の伯井俊明会長だった。100人を超える執行委員が注視するなか、2人は短い挨拶を交わした。
わずか10秒ほどの接触だったが、会場からは、声があがった。
「ん? なんだ、あれは?」
10年8月24日、日本医師連盟の執行委員会が東京・駒込の日本医師会館で開かれていた。
先の参院議員選で日医連が推す3候補が落選したことを受けて開かれた執行委員会は、4月に当選したばかりの原中勝征執行部の責任を追及する構えを見せていた。
緊迫した質疑が繰り返されるなか、思わぬ「2人」が接触した。
全国から集った執行委員と向き合う形で最前列の幹部席に座っていた東京都医師会長で日医連の鈴木聰男常任執行委員が立ち上がって、つかつかと通路を歩んで行く。
鈴木氏が近づいて行ったのは、執行委員席の中ほどにいた大阪府医師会の伯井俊明会長だった。100人を超える執行委員が注視するなか、2人は短い挨拶を交わした。
わずか10秒ほどの接触だったが、会場からは、声があがった。
「ん? なんだ、あれは?」
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