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巨大小売企業と化すJR東日本

7年後に年商1兆3000億円以上

2011年1月1日号

 JR東日本が巨大小売企業と化す日——。今、JR東日本の生活サービス事業の先行きが注目されている。  JR東日本では、7年後の17年度に営業収益を現在の2兆6000億円から3兆1000億円に増やし、そのうち小売事業を柱とする生活サービス事業で4割を稼ぐ計画を公表している。つまり、小売事業を中心とした生活サービス事業の売上高は約1兆3000億円以上の規模になり、現在の高島屋やダイエー、西友を超えることになる。  規模では、年商5兆円程度のセブン&アイ・ホールディングスやイオンには及ばない。しかし、JR東日本には「Suica」(スイカ)という、電子マネーの皮を被った消費分析装置と、「駅」という集客装置がある。人口動態の変化を見据えたコンパクトシティ構想も絡んで中心市街地が見直されるなかで、果たして、JR東日本は既存小売業の脅威になるのか。  JR東日本が巨大小売企業と化す日——。今、JR東日本の生活サービス事業の先行きが注目されている。  JR東日本では、7年後の17年度に営業収益を現在の2兆6000億円から3兆1000億円に増やし、そのうち小売事業を柱とする生活サービス事業で4割を稼ぐ計画を公表している。つまり、小売事業を中心とした生活サービス事業の売上高は約1兆3000億円以上の規模になり、現在の高島屋やダイエー、西友を超えることになる。  規模では、年商5兆円程度のセブン&アイ・ホールディングスやイオンには及ばない。しかし、JR東日本には「Suica」(スイカ)という、電子マネーの皮を被った消費分析装置と、「駅」という集客装置がある。人口動態の変化を見据えたコンパクトシティ構想も絡んで中心市街地が見直されるなかで、果たして、JR東日本は既存小売業の脅威になるのか。

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