論点
降圧目標値達成に配合剤を使え
現状で存在意義を唱えるのは早計
2010年12月15日号
これまで2週間の制限があった配合剤に関する長期処方制限ルールが見直され、配合成分が薬価基準収載後1年以上経過して、安全性が確保されている配合剤については、承認直後から長期処方も可能となり得ることとなった。
これにより、活性化しているのが、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬とカルシウム拮抗薬の配合剤(ARB/CCB配合剤)の市場である。ARB/CCB配合剤は、今年4月に第一三共の「レザルタス配合錠」とノバルティスの「エックスフォージ配合錠」が発売されて以降、6月には武田薬品の「ユニシア配合錠」が、そして10月には日本ベーリンガーインゲルハイム/アステラス製薬の「ミカムロ配合錠」と、現在4種6製剤が発売されている。
高血圧などの生活習慣病の治療薬は、薬価収載後1年間の長期処方制限が解禁されると同時に、爆発的に売上高が伸びるのが一般的であ...
これまで2週間の制限があった配合剤に関する長期処方制限ルールが見直され、配合成分が薬価基準収載後1年以上経過して、安全性が確保されている配合剤については、承認直後から長期処方も可能となり得ることとなった。
これにより、活性化しているのが、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬とカルシウム拮抗薬の配合剤(ARB/CCB配合剤)の市場である。ARB/CCB配合剤は、今年4月に第一三共の「レザルタス配合錠」とノバルティスの「エックスフォージ配合錠」が発売されて以降、6月には武田薬品の「ユニシア配合錠」が、そして10月には日本ベーリンガーインゲルハイム/アステラス製薬の「ミカムロ配合錠」と、現在4種6製剤が発売されている。
高血圧などの生活習慣病の治療薬は、薬価収載後1年間の長期処方制限が解禁されると同時に、爆発的に売上高が伸びるのが一般的である。
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