医薬経済オンライン

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IMSデータに見る市場動向

絶好調「アリセプト」が2位に浮上

2010年12月15日号

 IMSジャパンがまとめた10年第3四半期(10年7〜9月)のトップラインデータによると、売上高上位10製品(表3)で、「アリセプト」が2位に浮上し、ARBの大型製品「ディオバン」を抜いた。第2四半期(10年4〜6月)では、瞬間風速とはいえ、ディオバンが「ブロプレス」を抜いて初めてトップに立ったが、武田薬品によるプライドをかけた営業攻勢を前に敗退。しかも、米国での特許切れの影響をカバーすべく、国内売上高を驚異的に伸ばし続けているアリセプト(第2四半期は3位)にもしてやられた。 プラス成長は、アリセプトと「オルメテックダイイチサンキョウ」の2品目で、オルメテックは第2四半期の7位から5位に浮上した。第2四半期に10位にランクインした「パリエット」が消え、代わりにアリセプトと同じく新薬創出加算の適用を受けた「レミケード」がランクインした。 後発品に浸食され続けている...  IMSジャパンがまとめた10年第3四半期(10年7〜9月)のトップラインデータによると、売上高上位10製品(表3)で、「アリセプト」が2位に浮上し、ARBの大型製品「ディオバン」を抜いた。第2四半期(10年4〜6月)では、瞬間風速とはいえ、ディオバンが「ブロプレス」を抜いて初めてトップに立ったが、武田薬品によるプライドをかけた営業攻勢を前に敗退。しかも、米国での特許切れの影響をカバーすべく、国内売上高を驚異的に伸ばし続けているアリセプト(第2四半期は3位)にもしてやられた。 プラス成長は、アリセプトと「オルメテックダイイチサンキョウ」の2品目で、オルメテックは第2四半期の7位から5位に浮上した。第2四半期に10位にランクインした「パリエット」が消え、代わりにアリセプトと同じく新薬創出加算の適用を受けた「レミケード」がランクインした。 後発品に浸食され続けている「

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