OUTLOOK・欧米のMR事情
優秀なMRになる方法②
第227回
デルファイ・マネジメント・コンサルタント(DMC)社 植田南人
2010年12月15日号
英国でプロの営業トレーナーとして活躍するアンディー・プレストン氏が唱える「優秀なMRになるための大事な資質」に関して、前回は、「知識力」と「組織化力」を述べた。今回は、さらに3つの大事な特性として、「自信」と「モチベーション」、そして「情熱」に関する考えを検証する。 ③自信 優秀なMRの3番目に大事な資質は、医師から見てMRが自信を持っている人かどうかであるという。MRはさまざまな状況で自信を示す必要がある。相性のよくない医師への訪問時、クロージングを実施するとき、医師からの反論に対処する必要があるときなど、すべて自信が重要になる。自信はあらゆる活動の基本となり、重要な特性だが、優秀なMRの大事な要素として比較的軽視されているという。多くのMRは、最初は上司の言葉や、たまたまよい医者を訪問したり、競合会社の失敗があるなど幸運な出来事の結果...
英国でプロの営業トレーナーとして活躍するアンディー・プレストン氏が唱える「優秀なMRになるための大事な資質」に関して、前回は、「知識力」と「組織化力」を述べた。今回は、さらに3つの大事な特性として、「自信」と「モチベーション」、そして「情熱」に関する考えを検証する。 ③自信 優秀なMRの3番目に大事な資質は、医師から見てMRが自信を持っている人かどうかであるという。MRはさまざまな状況で自信を示す必要がある。相性のよくない医師への訪問時、クロージングを実施するとき、医師からの反論に対処する必要があるときなど、すべて自信が重要になる。自信はあらゆる活動の基本となり、重要な特性だが、優秀なMRの大事な要素として比較的軽視されているという。多くのMRは、最初は上司の言葉や、たまたまよい医者を訪問したり、競合会社の失敗があるなど幸運な出来事の結果、
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