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霞が関人物録

明治維新の気質を受け継ぐ官僚たち

20 山口県

2010年12月1日号

 NHKの大河ドラマ「龍馬伝」でも頻繁に登場する山口県。明治維新の舞台となった同県は、初代の伊藤博文から安倍晋三まで内閣総理大臣を明治以来8人を輩出している。菅直人首相も山口県とは関係が深い。岡山県出身の父親の勤務の関係で、山口県で生まれ県立宇部高に入り、その後、父親の転勤で転校し、都立小山台高を卒業した。首相経験者が多いこともあり公共工事も多かったようで、道路の舗装率は全国一という。明治維新を成し遂げた長州以来の伝統か、霞が関で働くキャリア官僚も異彩を放っている。 そのトップは宮内庁長官の羽毛田信吾氏(京大法65年卒、厚生省、写真)だろう。秋篠宮家に生まれた悠仁さまの名前を自らの手で皇統譜に書き入れるなど大役を果たしたことでも知られる。内閣首席参事官、厚生省保険局長など主要ポストを歴任し99年に厚生事務次官に就任。01年に退官し宮内庁次長に迎...  NHKの大河ドラマ「龍馬伝」でも頻繁に登場する山口県。明治維新の舞台となった同県は、初代の伊藤博文から安倍晋三まで内閣総理大臣を明治以来8人を輩出している。菅直人首相も山口県とは関係が深い。岡山県出身の父親の勤務の関係で、山口県で生まれ県立宇部高に入り、その後、父親の転勤で転校し、都立小山台高を卒業した。首相経験者が多いこともあり公共工事も多かったようで、道路の舗装率は全国一という。明治維新を成し遂げた長州以来の伝統か、霞が関で働くキャリア官僚も異彩を放っている。 そのトップは宮内庁長官の羽毛田信吾氏(京大法65年卒、厚生省、写真)だろう。秋篠宮家に生まれた悠仁さまの名前を自らの手で皇統譜に書き入れるなど大役を果たしたことでも知られる。内閣首席参事官、厚生省保険局長など主要ポストを歴任し99年に厚生事務次官に就任。01年に退官し宮内庁次長に迎え

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