医薬経済オンライン

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MR活動実態調査レポート

D上位5社の生産性向上活動

新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析60

エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久

2010年11月15日号

 MRはさまざまな「連携」という局面において、医薬品のスペシャリストとしての存在価値を示さなければならない。EBMに基づいた情報提供は言うまでもないが、医薬品の特長を変えることはできない。処方に向けた活動以上に、処方後の患者の服薬マネジメントにいかに貢献、支援できるかが問われている。 医薬品は画期的な新薬であれ、20年前に発売された医薬品であれ、患者が正しく服用して初めてその効果を発現する。新規処方患者の獲得ばかりに邁進するのではなく、1度処方を受けた患者の、継続的な服用のために何をなすべきかを考えた活動が必須である。 慢性疾患領域のアドヒアランスはかなり問題だと聞く。疾病によっては40%超ものドロップアウトがあると言われ、20〜30%は当たり前の状況だという。アドヒアランス向上の裏返しとなるドロップアウト率の低減は、MRが最も注視すべき指標では...  MRはさまざまな「連携」という局面において、医薬品のスペシャリストとしての存在価値を示さなければならない。EBMに基づいた情報提供は言うまでもないが、医薬品の特長を変えることはできない。処方に向けた活動以上に、処方後の患者の服薬マネジメントにいかに貢献、支援できるかが問われている。 医薬品は画期的な新薬であれ、20年前に発売された医薬品であれ、患者が正しく服用して初めてその効果を発現する。新規処方患者の獲得ばかりに邁進するのではなく、1度処方を受けた患者の、継続的な服用のために何をなすべきかを考えた活動が必須である。 慢性疾患領域のアドヒアランスはかなり問題だと聞く。疾病によっては40%超ものドロップアウトがあると言われ、20〜30%は当たり前の状況だという。アドヒアランス向上の裏返しとなるドロップアウト率の低減は、MRが最も注視すべき指標ではな

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