医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

患者会

NPO法人血液情報広場・つばさ

2010年11月15日号

 基金で治療費を助成橋本明子理事長 せっかく薬があっても、経済的事情で治療を継続できない。こうした患者に手を差し伸べる新たな仕組みができた。「NPO法人血液情報広場・つばさ」(橋本明子理事長)は10月、慢性骨髄性白血病患者(CML)の治療費を助成する基金を設立した。国の高額療養費制度を補完し、毎月の治療費の半分近くを援助する試みだ。橋本理事長に聞いた。 ——どんな仕組みになりますか。 橋本 CML患者に特化した助成基金です。長期にわたって治療費を払い続けてきたものの、このところの経済情勢の悪化もあって生活自体が困窮し、月額4万4000円の支払いに困難が生じている人たちに11年3月までの間、半年間の治療費を助成することにしました。高額療養費制度で、患者の多数が属する一般所得者(70歳未満)の場合、自己負担は月約8万円、継続すると4回目から月4万4000円に...  基金で治療費を助成橋本明子理事長 せっかく薬があっても、経済的事情で治療を継続できない。こうした患者に手を差し伸べる新たな仕組みができた。「NPO法人血液情報広場・つばさ」(橋本明子理事長)は10月、慢性骨髄性白血病患者(CML)の治療費を助成する基金を設立した。国の高額療養費制度を補完し、毎月の治療費の半分近くを援助する試みだ。橋本理事長に聞いた。 ——どんな仕組みになりますか。 橋本 CML患者に特化した助成基金です。長期にわたって治療費を払い続けてきたものの、このところの経済情勢の悪化もあって生活自体が困窮し、月額4万4000円の支払いに困難が生じている人たちに11年3月までの間、半年間の治療費を助成することにしました。高額療養費制度で、患者の多数が属する一般所得者(70歳未満)の場合、自己負担は月約8万円、継続すると4回目から月4万4000円にな

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence