医薬経済オンライン

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「アバスチン」が示した薬効評価の悩み

乳がん「有意差なし」、分子標的薬に突き付けられた課題

2010年11月1日号

  昨年、米ジェネンテックを買収したロシュは10月14日に、10年第3四半期(10年9月)末までの医薬品事業の売上高が、スイスフランベースで「▲2%になる」との速報値を発表した。 ロシュ側は、昨年の新型インフルエンザのパンデミックに伴うタミフル需要の急増がなくなったことの影響の大きさを強調しているが、ここにきて、新たな不安材料が顔を覗かせ始めた。それは、ロシュ=ジェネンテックにとっては、年商約60億ドルの「大黒柱」とも言えるブロックバスター抗がん剤「アバスチン」(一般名=ベバシズマブ)である。   昨年、米ジェネンテックを買収したロシュは10月14日に、10年第3四半期(10年9月)末までの医薬品事業の売上高が、スイスフランベースで「▲2%になる」との速報値を発表した。 ロシュ側は、昨年の新型インフルエンザのパンデミックに伴うタミフル需要の急増がなくなったことの影響の大きさを強調しているが、ここにきて、新たな不安材料が顔を覗かせ始めた。それは、ロシュ=ジェネンテックにとっては、年商約60億ドルの「大黒柱」とも言えるブロックバスター抗がん剤「アバスチン」(一般名=ベバシズマブ)である。

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