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そしていつもの負担付け替え

高齢者医療制度改革、患者負担増でピリオド

2010年11月1日号

 「民主党は医療と介護の再生をマニフェストに掲げて政権の座についた。公費をどういう形で増やしていくのか、これこそまさに政治主導で決意を表明してほしい」 細川律夫厚生労働相にそう詰め寄ったのは、13年度に導入予定の新高齢者医療制度案=厚生労働省案=の原型をつくった発案者・宮武剛氏(目白大学大学院教授)だ。 制度案のディティールの検討段階に入った高齢者医療制度改革会議で、厚労省が費用負担の具体的あり方を財政試算つきで示した10月25日、原案を出した「生みの親」として、一言、苦言を呈したかったのだろう。それほどに、小振りで姑息な印象を与えるプランだった。 まず、高齢者にも被用者保険や国保にも、ともに負担増の痛みの緩和に作用する「公費負担の増」が、改革の成果をアピールするうえで必須だったから、正味3%、公費負担割合を小幅に増量した。 「現役並み所得を...  「民主党は医療と介護の再生をマニフェストに掲げて政権の座についた。公費をどういう形で増やしていくのか、これこそまさに政治主導で決意を表明してほしい」 細川律夫厚生労働相にそう詰め寄ったのは、13年度に導入予定の新高齢者医療制度案=厚生労働省案=の原型をつくった発案者・宮武剛氏(目白大学大学院教授)だ。 制度案のディティールの検討段階に入った高齢者医療制度改革会議で、厚労省が費用負担の具体的あり方を財政試算つきで示した10月25日、原案を出した「生みの親」として、一言、苦言を呈したかったのだろう。それほどに、小振りで姑息な印象を与えるプランだった。 まず、高齢者にも被用者保険や国保にも、ともに負担増の痛みの緩和に作用する「公費負担の増」が、改革の成果をアピールするうえで必須だったから、正味3%、公費負担割合を小幅に増量した。 「現役並み所得を有す

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