医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

話題の焦点

「禁煙しない肺がん患者」

2010年10月15日号

 近来にないタバコの大幅値上げで、禁煙に踏み切ろうとする人が52%というアンケート結果がある。あくまでも経済的事情優先ということで、健康面への配慮は二の次だ。 外箱にあれほど健康被害がアピールされているのに、単なるデザインとしか見ていない。 タバコがどれほど魅惑的な存在か、依存性の強いものか、思い知らされる医学データが最近発表された。 喫煙と肺がんの関連論文10編の解析で、肺がんの治療中、ドクターから強制的に禁煙を勧められても、過半数(論文平均51%)の患者がタバコを手放さないという現実が示されている。 結果、症状悪化、あるいは他疾患併発で早期に命を落としている。「タバコをやめるぐらいなら死んだほうがマシ」を、まさに有言実行したわけだ。 たまらないのはドクター。タバコをやめようとしない患者にも懸命に治療する。この矛盾は実にむなしい。(ヤットコ)   近来にないタバコの大幅値上げで、禁煙に踏み切ろうとする人が52%というアンケート結果がある。あくまでも経済的事情優先ということで、健康面への配慮は二の次だ。 外箱にあれほど健康被害がアピールされているのに、単なるデザインとしか見ていない。 タバコがどれほど魅惑的な存在か、依存性の強いものか、思い知らされる医学データが最近発表された。 喫煙と肺がんの関連論文10編の解析で、肺がんの治療中、ドクターから強制的に禁煙を勧められても、過半数(論文平均51%)の患者がタバコを手放さないという現実が示されている。 結果、症状悪化、あるいは他疾患併発で早期に命を落としている。「タバコをやめるぐらいなら死んだほうがマシ」を、まさに有言実行したわけだ。 たまらないのはドクター。タバコをやめようとしない患者にも懸命に治療する。この矛盾は実にむなしい。(ヤットコ) 

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence