官僚の告げ口で切られた長妻
実態は「仙谷厚労相」、ただし大した変化なし
2010年10月1日号
「急カーブを切るような1年だったと思う。心掛けたのは役所文化を変えていこうということ。人事評価基準、サービスコンテスト、いろいろ新しい考え方を埋め込んだ。国民に感謝され、奉仕する組織にさらに生まれ変わるよう努力いただけるとありがたい」 9月22日、東京・霞が関。厚生労働省2階の大講堂で、長妻昭前厚労相は職員を前に離任の弁を述べていた。この後、副厚労相から昇格した細川律夫新厚労相は長妻氏への感謝を口にし、「誠実に、謙虚に、しっかりやっているなと国民から評価と信頼を得るように頑張っていただきたい」と訓示した。 14日の民主党代表選で、小沢一郎元幹事長を破った菅直人首相は17日に大幅な内閣改造に踏み切り、閣内から「小沢色」を一掃した。一方、週明け21日の副大臣・政務官人事では小沢氏を支持した議員7人を起用、小沢派を政府の役職に封じ込め、身動きが取れなく...
「急カーブを切るような1年だったと思う。心掛けたのは役所文化を変えていこうということ。人事評価基準、サービスコンテスト、いろいろ新しい考え方を埋め込んだ。国民に感謝され、奉仕する組織にさらに生まれ変わるよう努力いただけるとありがたい」 9月22日、東京・霞が関。厚生労働省2階の大講堂で、長妻昭前厚労相は職員を前に離任の弁を述べていた。この後、副厚労相から昇格した細川律夫新厚労相は長妻氏への感謝を口にし、「誠実に、謙虚に、しっかりやっているなと国民から評価と信頼を得るように頑張っていただきたい」と訓示した。 14日の民主党代表選で、小沢一郎元幹事長を破った菅直人首相は17日に大幅な内閣改造に踏み切り、閣内から「小沢色」を一掃した。一方、週明け21日の副大臣・政務官人事では小沢氏を支持した議員7人を起用、小沢派を政府の役職に封じ込め、身動きが取れなくな
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