医薬経済オンライン

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医薬品卸のMSの価値証明と新たな方向性

MS機能と対価体系の今後

最終回

クレコンリサーチ&コンサルティング株式会社取締役副社長 木村仁

2010年10月1日号

 1年にわたる連載の最終回として、医薬品卸とMS機能の今後について、僭越ながら考えたい。 9月14〜15日に、韓国ソウルで開催された国際医薬品卸連盟(IFPW)の総会は、「医薬品卸の顧客は誰なのか」というディスカッションで締め括られた。そのなかで医師や患者とともに大きな声としてあがったのが製薬企業である。日本では当たり前の医薬品卸と製薬企業のパートナーシップが世界では注目され始めたのだ。しかし、一方で、医薬品卸が提供する各々のサービスに対して対価を支払うフィーフォーサービスモデルの世界的な拡大についても説明がなされた。このことは、日本においても医薬品卸のマージンはどのようにして決まっているのか、そして、その根拠は何なのかについて考えていかなければいけないことを示唆しているように感じた。  1年にわたる連載の最終回として、医薬品卸とMS機能の今後について、僭越ながら考えたい。 9月14〜15日に、韓国ソウルで開催された国際医薬品卸連盟(IFPW)の総会は、「医薬品卸の顧客は誰なのか」というディスカッションで締め括られた。そのなかで医師や患者とともに大きな声としてあがったのが製薬企業である。日本では当たり前の医薬品卸と製薬企業のパートナーシップが世界では注目され始めたのだ。しかし、一方で、医薬品卸が提供する各々のサービスに対して対価を支払うフィーフォーサービスモデルの世界的な拡大についても説明がなされた。このことは、日本においても医薬品卸のマージンはどのようにして決まっているのか、そして、その根拠は何なのかについて考えていかなければいけないことを示唆しているように感じた。

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