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根深い向精神薬の重複処方問題

2010年10月1日号

 今年4月、大阪市で生活保護受給者が向精神薬を不正に、しかも大量に入手して、それがインターネットで転売される事件が発覚。この事件を機に厚生労働省は、全国の自治体に実態調査を依頼した。 調査は、生活保護の医療扶助を受けている生活保護受給者のうち、本年1月中に精神科に通院した4万2197人のレセプトを抽出。複数の医療機関から重複して向精神薬を処方されていないかを点検した。その結果、同一月に複数の医療機関から向精神薬を処方されていた受給者が2746人(これはその後の調査で2555人に修正)いることが判明。今回、福祉事務所で、複数の医療機関から処方されていた受給者の受診が適切かどうかを、医療機関の主治医や福祉事務所の嘱託医と協議して審査。その後の指導・改善状況と併せ、調査結果としてまとめた。 通院医療機関数は、「2ヵ所」が83.3%(2129人)と最も多く、「3ヵ所」が...  今年4月、大阪市で生活保護受給者が向精神薬を不正に、しかも大量に入手して、それがインターネットで転売される事件が発覚。この事件を機に厚生労働省は、全国の自治体に実態調査を依頼した。 調査は、生活保護の医療扶助を受けている生活保護受給者のうち、本年1月中に精神科に通院した4万2197人のレセプトを抽出。複数の医療機関から重複して向精神薬を処方されていないかを点検した。その結果、同一月に複数の医療機関から向精神薬を処方されていた受給者が2746人(これはその後の調査で2555人に修正)いることが判明。今回、福祉事務所で、複数の医療機関から処方されていた受給者の受診が適切かどうかを、医療機関の主治医や福祉事務所の嘱託医と協議して審査。その後の指導・改善状況と併せ、調査結果としてまとめた。 通院医療機関数は、「2ヵ所」が83.3%(2129人)と最も多く、「3ヵ所」が10.

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