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霞が関人物録

国交省などに多彩な人材を送り込む

18 長崎県

2010年10月1日号

 和洋中の文化が混ざり合い、市民生活にも色濃く投影している長崎市を県都に抱える長崎県は、47都道府県で最も特徴のある県だ。官僚も事務次官クラスを輩出している。筆頭は06年7月から1年間、国土交通省の事務次官を務めた安富正文氏(東大法卒70年運輸省)だろう。鉄道局長や海事局長、官房長、国土交通審議官の要職を経て就いた。県立長崎東高卒。現在は東京地下鉄の顧問を務める。運輸行政に精通しているだけに同社の期待は大きく、国交省県人会の顧問だ。安富氏は観光庁の創設に尽力したことで知られる。「長崎は外国人を受け入れられる観光資源がある」と応援を惜しまない。 もうひとり、異彩を放っているのが、県立佐世保北高OBで、昨年末まで郵便事業会社の社長を務めた團宏明氏(東大法卒70年郵政省)だ。佐世保北高は作家・村上龍氏の母校としても知られる。團氏は郵政省秘書課長、総務省...  和洋中の文化が混ざり合い、市民生活にも色濃く投影している長崎市を県都に抱える長崎県は、47都道府県で最も特徴のある県だ。官僚も事務次官クラスを輩出している。筆頭は06年7月から1年間、国土交通省の事務次官を務めた安富正文氏(東大法卒70年運輸省)だろう。鉄道局長や海事局長、官房長、国土交通審議官の要職を経て就いた。県立長崎東高卒。現在は東京地下鉄の顧問を務める。運輸行政に精通しているだけに同社の期待は大きく、国交省県人会の顧問だ。安富氏は観光庁の創設に尽力したことで知られる。「長崎は外国人を受け入れられる観光資源がある」と応援を惜しまない。 もうひとり、異彩を放っているのが、県立佐世保北高OBで、昨年末まで郵便事業会社の社長を務めた團宏明氏(東大法卒70年郵政省)だ。佐世保北高は作家・村上龍氏の母校としても知られる。團氏は郵政省秘書課長、総務省官房

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