医薬経済オンライン

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先のない外国人看護師受け入れ事業

施設側のきつすぎる負担に悲鳴上げる経営者

2010年9月15日号

 経済連携協定(EPA)に基づく外国人看護師・介護福祉士受け入れ事業が始まってすでに2年半。08年度にインドネシアから看護師104人、介護福祉士104人が来日したのを皮切りに、09年度にはフィリピンも加わって645人、10年度はフィリピンから118人、インドネシアから116人が入国。各地の病院、介護施設で日本語習得と研修を行っている。 来日した看護師・介護福祉士候補者は3年間滞在して国家試験を受け、合格者はさらに最大3年間就労が可能になり、看護師や介護福祉士不足を穴埋めするという仕組みだ。外国人には難解な日本語を、それも専門用語を習得するのには滞在期間が短いのではないかとの声もあるが、来日2年目の今春、看護師国試に254人が挑戦、インドネシア人2人とフィリピン人1人が合格した。早速、受け入れ事業を進めている国際厚生事業団は合格者3人に体験談を語らせる「報告会」を開催...  経済連携協定(EPA)に基づく外国人看護師・介護福祉士受け入れ事業が始まってすでに2年半。08年度にインドネシアから看護師104人、介護福祉士104人が来日したのを皮切りに、09年度にはフィリピンも加わって645人、10年度はフィリピンから118人、インドネシアから116人が入国。各地の病院、介護施設で日本語習得と研修を行っている。 来日した看護師・介護福祉士候補者は3年間滞在して国家試験を受け、合格者はさらに最大3年間就労が可能になり、看護師や介護福祉士不足を穴埋めするという仕組みだ。外国人には難解な日本語を、それも専門用語を習得するのには滞在期間が短いのではないかとの声もあるが、来日2年目の今春、看護師国試に254人が挑戦、インドネシア人2人とフィリピン人1人が合格した。早速、受け入れ事業を進めている国際厚生事業団は合格者3人に体験談を語らせる「報告会」を開催。事

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