MR活動実態調査レポート
上位5社のハイポテンシャルディテール
新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析58
エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久
2010年9月15日号
環境が激変する今日、MRには高い専門性と生産性が求められている。そして、何より処方医一辺倒のマーケティングから保険薬局、患者、そして潜在患者である生活者にまで拡大した進取の気性に富んだ医薬品マーケティングが必須となっている。 今回は、D(ディテール)数上位5社の総合的なMR活動実態に目を向ける。武田薬品以外はM&Aを繰り広げ、主力品を中心としたD活動には興味深いものがある。一方、各社の抱える薬価収載品目も膨大な量に及び、主力品以外の情報提供、情報収集に大きな課題を残す。ハイリスク薬に関する情報提供を含め、医薬品情報提供や収集のあり方が問われている。 D上位5社は表3の通り、内資系3社、外資系2社となっている。D量をみると、第一三共を1とした場合、5位のファイザーがその84%程度となっている。ID数の対比では、D数トップの第一三共に勝っている企業...
環境が激変する今日、MRには高い専門性と生産性が求められている。そして、何より処方医一辺倒のマーケティングから保険薬局、患者、そして潜在患者である生活者にまで拡大した進取の気性に富んだ医薬品マーケティングが必須となっている。 今回は、D(ディテール)数上位5社の総合的なMR活動実態に目を向ける。武田薬品以外はM&Aを繰り広げ、主力品を中心としたD活動には興味深いものがある。一方、各社の抱える薬価収載品目も膨大な量に及び、主力品以外の情報提供、情報収集に大きな課題を残す。ハイリスク薬に関する情報提供を含め、医薬品情報提供や収集のあり方が問われている。 D上位5社は表3の通り、内資系3社、外資系2社となっている。D量をみると、第一三共を1とした場合、5位のファイザーがその84%程度となっている。ID数の対比では、D数トップの第一三共に勝っている企業は
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