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後発医薬品処方実態(10年3月)①

10年3月の後発品処方割合数量ベース20%超へ

2010年9月15日号

 厚生労働省が発表した「最近の調剤医療費動向」によれば、10年3月の後発品処方割合は数量ベースで初めて20%を超えた。 最近の動きをみると、09年10月の19.0%から10年1月の19.1%の横ばいが、2月は19.6%、3月は20.3%と急上昇を示している。このことは、薬剤料ベースでも同様のことが言える。すなわち、09年10月は6.9%、10年1月は7.1%から2月は7.5%、3月は7.8%と2月以降、急激な進展をみせている。これは、4月からの後発品調剤体制加算獲得を狙ったものだろう。 都道府県別では、沖縄が32.5%と相変わらずトップで、2位鹿児島の25.7%を大きく引き離している。このことは、厚労省調査の市町村国保による「後発品利用差額通知」が送付43市町村のうち沖縄が19と全体の44%を占めていることとまったく無関係とは言えまい。なお、最下位が定位置であった徳島が46位と1ランクアップした。 次に、薬...  厚生労働省が発表した「最近の調剤医療費動向」によれば、10年3月の後発品処方割合は数量ベースで初めて20%を超えた。 最近の動きをみると、09年10月の19.0%から10年1月の19.1%の横ばいが、2月は19.6%、3月は20.3%と急上昇を示している。このことは、薬剤料ベースでも同様のことが言える。すなわち、09年10月は6.9%、10年1月は7.1%から2月は7.5%、3月は7.8%と2月以降、急激な進展をみせている。これは、4月からの後発品調剤体制加算獲得を狙ったものだろう。 都道府県別では、沖縄が32.5%と相変わらずトップで、2位鹿児島の25.7%を大きく引き離している。このことは、厚労省調査の市町村国保による「後発品利用差額通知」が送付43市町村のうち沖縄が19と全体の44%を占めていることとまったく無関係とは言えまい。なお、最下位が定位置であった徳島が46位と1ランクアップした。 次に、薬効

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