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海外時報

PhRMA新CEOは「対話重視」

2大政党の狭間で試される2人のトップ

2010年8月1日号

米国の製薬業界団体PhRMAの理事長兼CEOに、ジョン・キャステラーニ氏が指名された。6月末で退任したビリー・トーザン氏の後任として9月から就任する。 PhRMA新CEOの内定に先立ち、連邦医療保険財政庁(CMS)の長官として、ドナルド・バーウィック氏が着任した。高齢者・障害者向け医療保険制度メディケアと低所得者向け医療扶助制度メディケイドという、1億人に迫るこれら国民の医療をカバーする2つの公的制度を管轄する重要官庁でありながら、ブッシュ政権時代から4年近く続いてきた空席が、ようやく埋まることになる。 キャステラーニ氏は、医療改革、なかでも来年にメディケア薬剤給付の0%給付の領域で、製薬各社が50%値引きで高齢者の負担を軽減する仕組みをうまく始めることが、PhRMAの最優先課題だと所信表明した。この政策の詳細を決めるのが、ほかならぬバーウィッ... 米国の製薬業界団体PhRMAの理事長兼CEOに、ジョン・キャステラーニ氏が指名された。6月末で退任したビリー・トーザン氏の後任として9月から就任する。 PhRMA新CEOの内定に先立ち、連邦医療保険財政庁(CMS)の長官として、ドナルド・バーウィック氏が着任した。高齢者・障害者向け医療保険制度メディケアと低所得者向け医療扶助制度メディケイドという、1億人に迫るこれら国民の医療をカバーする2つの公的制度を管轄する重要官庁でありながら、ブッシュ政権時代から4年近く続いてきた空席が、ようやく埋まることになる。 キャステラーニ氏は、医療改革、なかでも来年にメディケア薬剤給付の0%給付の領域で、製薬各社が50%値引きで高齢者の負担を軽減する仕組みをうまく始めることが、PhRMAの最優先課題だと所信表明した。この政策の詳細を決めるのが、ほかならぬバーウィック

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