中期経営計画を斬る
アステラス製薬 実現を見据えた新5ヵ年計画
2010年7月15日号
アステラス製薬の最大の経営課題は主力製品の特許切れ後の成長路線構築にあった。成長路線を支えてきた2大グローバル製品の米国特許が切れ、成長の牽引力にはならなくなったためだ。免疫抑制剤プログラフは08年4月、排尿障害治療剤ハルナールは09年10月に特許切れとなった。新たな成長路線を構築しなければジリ貧となる。現実に09年度のプログラフの北米売上高は▲23%、10年度はさらに▲37%の予想にある。ハルナールは北米では導出先のベーリンガーインゲルハイムが販売しているが、10年度はこのバルク輸出及びロイヤリティ収入が▲90%と激減する見通しだ。この影響で10年度の売上高は9400億円と7・6%の減収が予想されている。
アステラス製薬の最大の経営課題は主力製品の特許切れ後の成長路線構築にあった。成長路線を支えてきた2大グローバル製品の米国特許が切れ、成長の牽引力にはならなくなったためだ。免疫抑制剤プログラフは08年4月、排尿障害治療剤ハルナールは09年10月に特許切れとなった。新たな成長路線を構築しなければジリ貧となる。現実に09年度のプログラフの北米売上高は▲23%、10年度はさらに▲37%の予想にある。ハルナールは北米では導出先のベーリンガーインゲルハイムが販売しているが、10年度はこのバルク輸出及びロイヤリティ収入が▲90%と激減する見通しだ。この影響で10年度の売上高は9400億円と7・6%の減収が予想されている。
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