医薬経済オンライン

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くすりと切手と音楽を

ピアノの詩人

第39回

財団法人MR教育センター常務理事 平林敏彦

2010年7月15日号

 ポーランド生まれの大作曲家と言えば、フレデリック・フランソワ・ショパン(1810〜49)だろう。彼はピアノの名手で、生涯にピアノ曲を200曲近く作曲したことから「ピアノの詩人」と言われている。民族音楽のポロネーズやマズルカを多く取り入れながらも、甘美で情緒豊かなメロディは世界中の人々の心を魅了する。国内でも胃腸薬のTVコマーシャルに、が使われ耳に馴染んでいる。 ショパンは、ワルシャワ郊外でフランス人の教師の父とポーランド人で下級貴族の母との間に生まれた。誕生日には、2月22日と3月1日の2説あるが、自身は前者であると言っていたようだ。 幼時からピアノの天才と言われ、8歳ですでに演奏会にデビューしている。ワルシャワ音楽院を卒業したが、当時ポーランドはロシア、オーストリア、プロイセンに領土を分割されていたこともあり、仕事の場をウィーン、そしてパリへと移し...  ポーランド生まれの大作曲家と言えば、フレデリック・フランソワ・ショパン(1810〜49)だろう。彼はピアノの名手で、生涯にピアノ曲を200曲近く作曲したことから「ピアノの詩人」と言われている。民族音楽のポロネーズやマズルカを多く取り入れながらも、甘美で情緒豊かなメロディは世界中の人々の心を魅了する。国内でも胃腸薬のTVコマーシャルに、が使われ耳に馴染んでいる。 ショパンは、ワルシャワ郊外でフランス人の教師の父とポーランド人で下級貴族の母との間に生まれた。誕生日には、2月22日と3月1日の2説あるが、自身は前者であると言っていたようだ。 幼時からピアノの天才と言われ、8歳ですでに演奏会にデビューしている。ワルシャワ音楽院を卒業したが、当時ポーランドはロシア、オーストリア、プロイセンに領土を分割されていたこともあり、仕事の場をウィーン、そしてパリへと移した。

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