医薬経済オンライン

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世界の医薬品業界

コスト削減に走るアストラゼネカ

第39回

医薬評論家 五條正也

2010年6月15日号

 米国では、10年1〜5月の医薬品業界のレイオフが、民間の業種として最多となったことが報じられている。大型の新製品が減少している医薬品メーカーに従来ほどの人員が必要なくなったということだが、5月の報道で印象に残ったのは、「アストラゼネカは09年でPPI製剤ネクシウムの米国でのディテールを実質的に終了し、コールセンターに置き換えた」ということである。  米国では、10年1〜5月の医薬品業界のレイオフが、民間の業種として最多となったことが報じられている。大型の新製品が減少している医薬品メーカーに従来ほどの人員が必要なくなったということだが、5月の報道で印象に残ったのは、「アストラゼネカは09年でPPI製剤ネクシウムの米国でのディテールを実質的に終了し、コールセンターに置き換えた」ということである。

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