調剤実績データ
後発医薬品処方実態(09年12月)①
血管拡張剤初の14%台へ
2010年6月15日号
日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)が発表した「08年度ジェネリック医薬品シェア分析結果」によると、後発品シェアは、数量ベースで前年比0.4ポイント増の17.6%にとどまり、厚生労働省が掲げる数値目標12年度30%には程遠いものとなった。また、金額ベースでも0.6ポイント増の6.8%と低調に終わった。 一方、「最近の調剤医療費の動向」による同時期の処方割合は、数量ベースで18.0%、金額ベースで6.3%とGE薬協発表と差はないが、09年4〜12月ではそれぞれ18.7%、6.8%と大きな進展はみられない。 10年度は、政府による後発品使用促進策として、①先発品の特許切れ後速やかに後発品に切り替わる仕組みとなる「新薬創出加算」制度の試行的導入②後発品調剤体制加算の大幅引上げ③保険医療機関及び保険医療養担当規制などの改革が打ち出されたが、思惑通りに事が運ぶかどうか危ぶまれている。 ③...
日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)が発表した「08年度ジェネリック医薬品シェア分析結果」によると、後発品シェアは、数量ベースで前年比0.4ポイント増の17.6%にとどまり、厚生労働省が掲げる数値目標12年度30%には程遠いものとなった。また、金額ベースでも0.6ポイント増の6.8%と低調に終わった。 一方、「最近の調剤医療費の動向」による同時期の処方割合は、数量ベースで18.0%、金額ベースで6.3%とGE薬協発表と差はないが、09年4〜12月ではそれぞれ18.7%、6.8%と大きな進展はみられない。 10年度は、政府による後発品使用促進策として、①先発品の特許切れ後速やかに後発品に切り替わる仕組みとなる「新薬創出加算」制度の試行的導入②後発品調剤体制加算の大幅引上げ③保険医療機関及び保険医療養担当規制などの改革が打ち出されたが、思惑通りに事が運ぶかどうか危ぶまれている。 ③につ
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