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牛歩より遅い日本のがん対策

2010年6月15日号

 がん対策推進協議会(垣添忠夫会長)は3月31日、11年のがん対策に向けた国が行うべき対策の提案書を作成し、長妻昭厚生労働相に提出した。正式な報告書は6月にも公表される。 がん対策については、06年に制定されたがん対策基本法に基づき、07年6月から実施された「がん対策推進基本計画」によって進められてきたが、十分な効果を上げているとは言い難い。 がんは、わが国において81年から死因の第1位であり、近年の「人口動態統計」では年間約30万人以上が亡くなっている「国民病」で、3人に1人というがん死亡者が、近い将来2人に1人(50〜60万人)になると予想されている。75年以降の30年間の罹患率では、男性は胃がんが減少し、大腸がんが増加。女性でも胃がんは減少傾向で、乳がんが増えている。年齢調整死亡率(高齢化の影響を除いた精度の高い指標)推移を見たとき、増加しているのは乳がんの...  がん対策推進協議会(垣添忠夫会長)は3月31日、11年のがん対策に向けた国が行うべき対策の提案書を作成し、長妻昭厚生労働相に提出した。正式な報告書は6月にも公表される。 がん対策については、06年に制定されたがん対策基本法に基づき、07年6月から実施された「がん対策推進基本計画」によって進められてきたが、十分な効果を上げているとは言い難い。 がんは、わが国において81年から死因の第1位であり、近年の「人口動態統計」では年間約30万人以上が亡くなっている「国民病」で、3人に1人というがん死亡者が、近い将来2人に1人(50〜60万人)になると予想されている。75年以降の30年間の罹患率では、男性は胃がんが減少し、大腸がんが増加。女性でも胃がんは減少傾向で、乳がんが増えている。年齢調整死亡率(高齢化の影響を除いた精度の高い指標)推移を見たとき、増加しているのは乳がんのみで

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