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ようやく始まるグループ再編

イオンのCFS子会社化でドラッグ連帯強化へ

2010年5月1日号

 日本のドラッグストアチェーンの草分け的存在であるCFSコーポレーション(旧ハックキミサワ)。この老舗チェーンは、ついに独立路線を保つことができず、イオンの子会社になる道を選んだ。 08年1月、アインファーマシーズとの経営統合を巡って当時、筆頭株主だったイオンと委任状争奪戦を繰り広げた後に敗北を喫してから、わずか2年あまり。今度は子会社になるという。あまりにも急激なスタンスの変化というか、「イオン化」に、業界からも「CFSはいったいどうしたんだ」(関東地盤のドラッグストア役員)という声も聞かれている。 イオンはCFSを完全に傘下に治め、今後は同社を軸に、イオングループのドラッグストアを糾合していくのでは、という観測も流れ始めている。 一方で、イオンの株式公開買い付け(TOB)によるCFSの子会社化は、詰まるところ、「イオンによる救済の側面が...  日本のドラッグストアチェーンの草分け的存在であるCFSコーポレーション(旧ハックキミサワ)。この老舗チェーンは、ついに独立路線を保つことができず、イオンの子会社になる道を選んだ。 08年1月、アインファーマシーズとの経営統合を巡って当時、筆頭株主だったイオンと委任状争奪戦を繰り広げた後に敗北を喫してから、わずか2年あまり。今度は子会社になるという。あまりにも急激なスタンスの変化というか、「イオン化」に、業界からも「CFSはいったいどうしたんだ」(関東地盤のドラッグストア役員)という声も聞かれている。 イオンはCFSを完全に傘下に治め、今後は同社を軸に、イオングループのドラッグストアを糾合していくのでは、という観測も流れ始めている。 一方で、イオンの株式公開買い付け(TOB)によるCFSの子会社化は、詰まるところ、「イオンによる救済の側面が強

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