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調剤実績データ

後発医薬品処方実態(09年10月)②

市場規模(09年4〜10月)は前年同期比34.5%増

2010年5月1日号

 10年度新診療報酬体系がスタートしたが、国の目標「12年度後発医薬品数量シェア30%」達成に向けて動きが活発化している。協会けんぽは、主として高血圧、糖尿病、高脂血症などの慢性疾患患者に、継続服用薬を先発品から後発品に切り替えた場合の自己負担軽減額を知らせる「差額通知」を6月末完了を目標に全国展開中だ。また、例えば、兵庫県は10年度からの「後発品の安心使用促進実施3ヵ年計画」を策定し実施に着手した。 さて、今回は後発品の市場規模を薬効小分類別に分析した。 09年4〜10月の7ヵ月間のデータによれば、後発品の市場規模は合計で1410億円と前年同期に比べ34.5%増だった。これは、先発品を含めた市場規模2兆1051億円(24.6%増)に対し6.7%のウエイトとなる。 次に、薬効小分類別にみると、トップは血管拡張剤で140億円、前年同期に対し145.6%増、前年同期順位3位、以下、消化...  10年度新診療報酬体系がスタートしたが、国の目標「12年度後発医薬品数量シェア30%」達成に向けて動きが活発化している。協会けんぽは、主として高血圧、糖尿病、高脂血症などの慢性疾患患者に、継続服用薬を先発品から後発品に切り替えた場合の自己負担軽減額を知らせる「差額通知」を6月末完了を目標に全国展開中だ。また、例えば、兵庫県は10年度からの「後発品の安心使用促進実施3ヵ年計画」を策定し実施に着手した。 さて、今回は後発品の市場規模を薬効小分類別に分析した。 09年4〜10月の7ヵ月間のデータによれば、後発品の市場規模は合計で1410億円と前年同期に比べ34.5%増だった。これは、先発品を含めた市場規模2兆1051億円(24.6%増)に対し6.7%のウエイトとなる。 次に、薬効小分類別にみると、トップは血管拡張剤で140億円、前年同期に対し145.6%増、前年同期順位3位、以下、消化性

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