医薬経済オンライン

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OUTLOOK・欧米のMR事情

英国の看護師の役割とMR活動

第211回

デルファイ・マネジメント・コンサルタント(DMC)社 植田南人

2010年4月15日号

 最近は看護師の役割が増え、医療プロフェッショナルとしてますます重要な地位を占めるようになっている。製薬会社のMRも、重要顧客として必ず面談しているようだ。今回は、英国の開業看護師(プラクティス・ナース)の役割とMRとの関係について、ファーマシューティカル・フィールド(PF)誌の記事を検証してみる。 看護師資格を持ち、開業医で働く看護師を開業看護師という。英国では、患者はまず看護師と面談し、その後、医師と面談することが多い。英国の看護師の役割は、ここ数年で大きく変わってきている。彼らに対する需要が増え続けているからだ。英国では、医療活動が大病院からコミュニティーに移る傾向があり、それとともに開業看護師の仕事量が飛躍的に増加している。 看護師の仕事と言えば、昔は、採血したり、注射や抜糸などをするというイメージだった。今でも、これらは看護師...  最近は看護師の役割が増え、医療プロフェッショナルとしてますます重要な地位を占めるようになっている。製薬会社のMRも、重要顧客として必ず面談しているようだ。今回は、英国の開業看護師(プラクティス・ナース)の役割とMRとの関係について、ファーマシューティカル・フィールド(PF)誌の記事を検証してみる。 看護師資格を持ち、開業医で働く看護師を開業看護師という。英国では、患者はまず看護師と面談し、その後、医師と面談することが多い。英国の看護師の役割は、ここ数年で大きく変わってきている。彼らに対する需要が増え続けているからだ。英国では、医療活動が大病院からコミュニティーに移る傾向があり、それとともに開業看護師の仕事量が飛躍的に増加している。 看護師の仕事と言えば、昔は、採血したり、注射や抜糸などをするというイメージだった。今でも、これらは看護師の仕

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