医薬経済オンライン

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2010年業界動向を占う

国内市場の過半を外資掌握へ

2010年4月15日号

 09年の後発品を除く国内の医療用医薬品市場は、概算で8兆8000億円程度になったと推定されている。このうち、中外製薬、万有製薬を含む外資系企業が約3兆3000億円程度を占めた模様だ。外資系の市場シェアは38%となったことになる。07年のシェアは35%程度だったと推定され、1年間で外資系のシェアは3ポイント上昇したわけだが、外資系のシェア拡大は一貫して続いており、過去5年間で10ポイント近くも上昇した。これには日本企業がライセンス導入、販売提携を結んで販売している外資製品分は含まれていない。これらを含めた外資製品でシェアをみると、すでに4割を大きく突破し5割に迫っている。今年は一段と外資系に有利な風が吹いており、外資製品が過半を突破することはほぼ間違いないとみられる。  09年の後発品を除く国内の医療用医薬品市場は、概算で8兆8000億円程度になったと推定されている。このうち、中外製薬、万有製薬を含む外資系企業が約3兆3000億円程度を占めた模様だ。外資系の市場シェアは38%となったことになる。07年のシェアは35%程度だったと推定され、1年間で外資系のシェアは3ポイント上昇したわけだが、外資系のシェア拡大は一貫して続いており、過去5年間で10ポイント近くも上昇した。これには日本企業がライセンス導入、販売提携を結んで販売している外資製品分は含まれていない。これらを含めた外資製品でシェアをみると、すでに4割を大きく突破し5割に迫っている。今年は一段と外資系に有利な風が吹いており、外資製品が過半を突破することはほぼ間違いないとみられる。

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