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調剤実績データ

後発医薬品処方実態(09年9月)②

「血管拡張剤及びその他の腫瘍用薬」市場が前年比3倍増

2010年4月1日号

 08年度診療報酬改定で、「後発品調剤体制加算」が処方せんベース30%以上の薬局に4点が与えられたものの、すでに80%以上の薬局が条件を満たしていたこともあり、後発品の使用促進にはつながらなかった。 そこで10年度改定では、数量ベースに用件を変更し、①20%以上②25%以上③30%以上──の3段階で6点、13点、17点に決定した。厚生労働省の調査によれば、全体に占める薬局の割合は、①13.3%②7.3%③10.1%という。数量増を図るため、先発品の10㎎1錠を後発品5㎎2錠に切り替えるといった処方変更多発が噂されている。  一方、今回の薬価改定では、長期収載品が大幅に引き下げられ、後発品使用の魅力が落ちたことは否定できない。しかし、後発品には50%近くダウンしたものもあり、しかも価格帯が大きくバラツキをみせており、製品選定の困難さは確実に増したと言えよう。厚労省の「ジェネリック医...  08年度診療報酬改定で、「後発品調剤体制加算」が処方せんベース30%以上の薬局に4点が与えられたものの、すでに80%以上の薬局が条件を満たしていたこともあり、後発品の使用促進にはつながらなかった。 そこで10年度改定では、数量ベースに用件を変更し、①20%以上②25%以上③30%以上──の3段階で6点、13点、17点に決定した。厚生労働省の調査によれば、全体に占める薬局の割合は、①13.3%②7.3%③10.1%という。数量増を図るため、先発品の10㎎1錠を後発品5㎎2錠に切り替えるといった処方変更多発が噂されている。  一方、今回の薬価改定では、長期収載品が大幅に引き下げられ、後発品使用の魅力が落ちたことは否定できない。しかし、後発品には50%近くダウンしたものもあり、しかも価格帯が大きくバラツキをみせており、製品選定の困難さは確実に増したと言えよう。厚労省の「ジェネリック医薬

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