患者会
NPO法人 のぞみ会(変形性股関節症の会)
2010年4月1日号
賢い患者になってほしい高野紀美理事長 日本人と外国人の違いは何だろうか。その典型例が、ケガや病気などの痛みに対する姿勢だ。必死に自身の状況をアピールする外国人に比べ、日本人は控えめだ。根底には、人に迷惑をかけたくないという意識が働いているのだろう。実際に痛みに対するケアの普及を遅らせる一因ともなっている。 国内でおよそ「3000万人」いると言われている「関節痛」も対策を打ち出してこなかった疾患のひとつだ。肩、膝の疼痛に悩む患者が多いなか、股関節の痛みに苦しむ患者もいる。「NPO法人のぞみ会」では、変形性股関節症の患者の交流会や情報提供を行っている。のぞみ会の高野紀美理事長に変形性股関節症について聞いた。 ——股関節の痛みとはどういったものでしょうか。 高野 まず歩くと痛みます。人によって症状が違うので、感じ方も異なりますが、軟骨が磨り減ること...
賢い患者になってほしい高野紀美理事長 日本人と外国人の違いは何だろうか。その典型例が、ケガや病気などの痛みに対する姿勢だ。必死に自身の状況をアピールする外国人に比べ、日本人は控えめだ。根底には、人に迷惑をかけたくないという意識が働いているのだろう。実際に痛みに対するケアの普及を遅らせる一因ともなっている。 国内でおよそ「3000万人」いると言われている「関節痛」も対策を打ち出してこなかった疾患のひとつだ。肩、膝の疼痛に悩む患者が多いなか、股関節の痛みに苦しむ患者もいる。「NPO法人のぞみ会」では、変形性股関節症の患者の交流会や情報提供を行っている。のぞみ会の高野紀美理事長に変形性股関節症について聞いた。 ——股関節の痛みとはどういったものでしょうか。 高野 まず歩くと痛みます。人によって症状が違うので、感じ方も異なりますが、軟骨が磨り減ることで、
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