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トヨタ車のリコール問題に想う

2010年4月1日号

 2月1日号の当欄に、「製薬産業は自動車産業から学べ」と題し、いつもと趣の異なる問題を取り上げた。書き慣れないことは書くべきではなかったのか、直後から「トヨタ車のリコール問題」が持ち上がり、世界的な大問題へと拡大していった。読者諸兄にお詫びする。 この問題は、以前から米国では、フロアマットの使い方に起因したユーザーの問題であり、技術的ないし構造的な欠陥ではなく、技術上何ら問題はないとトヨタは主張してきた。その真相は未だ明らかにされておらず、ユーザーの納得が行く説明は尽くされていない。 アクセルペダルの戻りが悪い、意図せざる急加速、ブレーキの効きが一瞬遅れるなど、どうやらトヨタ技術陣が認識していた想定外の問題があるようだ。さらに、問題発生当初、豊田章男社長は表に出ないで技術担当役員がマスコミ対応した。しかも自らの非は認めず、専ら会社側に立っ...  2月1日号の当欄に、「製薬産業は自動車産業から学べ」と題し、いつもと趣の異なる問題を取り上げた。書き慣れないことは書くべきではなかったのか、直後から「トヨタ車のリコール問題」が持ち上がり、世界的な大問題へと拡大していった。読者諸兄にお詫びする。 この問題は、以前から米国では、フロアマットの使い方に起因したユーザーの問題であり、技術的ないし構造的な欠陥ではなく、技術上何ら問題はないとトヨタは主張してきた。その真相は未だ明らかにされておらず、ユーザーの納得が行く説明は尽くされていない。 アクセルペダルの戻りが悪い、意図せざる急加速、ブレーキの効きが一瞬遅れるなど、どうやらトヨタ技術陣が認識していた想定外の問題があるようだ。さらに、問題発生当初、豊田章男社長は表に出ないで技術担当役員がマスコミ対応した。しかも自らの非は認めず、専ら会社側に立った説

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