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調剤実績データ

後発医薬品処方実態(09年9月)①

大きな進展は見られず 数量ベース18.8%、金額ベース6.9%

2010年3月15日号

 10年度診療報酬改定で、薬局における後発品調剤のさらなる推進のため「後発医薬品調剤体制加算」(現行4点)を、処方せん枚数から調剤数量ベースに用件を変更し20%、25%、30%以上の3段階で処方せん受付1回につき6点、13点、17点と決定したが、日本薬剤師会はこれを評価している。 一方、厚生労働省発表の「最近の調剤医療費動向」によれば、09年9月の数量ベースシェアは18.8%で、4月の18.3%、7月の18.5%に比較し若干上向きの傾向にあるようだ。地域別には沖縄の30.6%をトップに、鹿児島23%、岩手22.1%、宮城、青森21.6%と続き、20%以上25%未満の条件は13県が満たしている。なお、上位10県には九州3県、東北4県が相変わらず含まれる。 ところで、全国健康保険協会は先発品の長期服用患者に対し、いわゆる「差額通知」をした結果、22%が「翌月、全部または一部」を後発品に切り替えたとの...  10年度診療報酬改定で、薬局における後発品調剤のさらなる推進のため「後発医薬品調剤体制加算」(現行4点)を、処方せん枚数から調剤数量ベースに用件を変更し20%、25%、30%以上の3段階で処方せん受付1回につき6点、13点、17点と決定したが、日本薬剤師会はこれを評価している。 一方、厚生労働省発表の「最近の調剤医療費動向」によれば、09年9月の数量ベースシェアは18.8%で、4月の18.3%、7月の18.5%に比較し若干上向きの傾向にあるようだ。地域別には沖縄の30.6%をトップに、鹿児島23%、岩手22.1%、宮城、青森21.6%と続き、20%以上25%未満の条件は13県が満たしている。なお、上位10県には九州3県、東北4県が相変わらず含まれる。 ところで、全国健康保険協会は先発品の長期服用患者に対し、いわゆる「差額通知」をした結果、22%が「翌月、全部または一部」を後発品に切り替えたとの広

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