医薬経済オンライン

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2010年業界動向を占う

旧財閥系2社が再編第2幕の焦点か(下)

2010年3月15日号

 大日本住友製薬は合併時の07年に10年後のあるべき姿を「国内・海外を収益の2本柱とするグローバルレベルで戦える研究開発型企業をめざす」とし、国内の強固な収益基盤確立、海外自販の進展、開発パイプライン充実を柱とすると宣言した。3年間の基盤整備の第1期中期経営計画を終えて、10年度からは「グローバル化への新たなステージ」を掲げた5年間の第2期中期経営計画に入る。 この計画では14年度の売上高4400億円、営業利益700億円が数値目標。09年度予想に比べ5年間で売上高は1.49倍、営業利益は2.25倍に拡大。医薬品売上高は3750億円で09年度に比べ1.59倍を見込み、医薬品の海外比率は50%とする。動物薬や食品添加物などその他売上高は650億円、5年間で10%増の計画だ。すでに独自の展開を可能にするため分社化しており、年率2%弱の成長実現は可能だろう。  大日本住友製薬は合併時の07年に10年後のあるべき姿を「国内・海外を収益の2本柱とするグローバルレベルで戦える研究開発型企業をめざす」とし、国内の強固な収益基盤確立、海外自販の進展、開発パイプライン充実を柱とすると宣言した。3年間の基盤整備の第1期中期経営計画を終えて、10年度からは「グローバル化への新たなステージ」を掲げた5年間の第2期中期経営計画に入る。 この計画では14年度の売上高4400億円、営業利益700億円が数値目標。09年度予想に比べ5年間で売上高は1.49倍、営業利益は2.25倍に拡大。医薬品売上高は3750億円で09年度に比べ1.59倍を見込み、医薬品の海外比率は50%とする。動物薬や食品添加物などその他売上高は650億円、5年間で10%増の計画だ。すでに独自の展開を可能にするため分社化しており、年率2%弱の成長実現は可能だろう。

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