医薬経済オンライン

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薬剤経済学

有効性比較研究の実際

第5回 MS用薬有効性比較の手順

2010年3月1日号

 多発性硬化症(MS)の疾患修正型薬剤を比べる経済学的評価は、分析の条件設定によって矛盾するような結論が導き出される。薬剤の価値の見極めは重要だが、信頼できない分析に基づいて臨床ガイドラインが推奨薬剤を決め、保険支払用処方集が作成されたらかなわないという製薬業界(と臨床医、患者)の懸念がわかる。 薬剤を直接相互に比べる、信頼できる包括的データがあれば話は別だが、そうでないことが多い現状で、厳密な有効性比較はどう手順を踏んで一定の結論に向かうべきかを示している。 米連邦医療調査・質局(AHRQ)の研究ネットワークを構成するオレゴン健康科学大学「根拠に基づく診療センター」(EPC)の報告は、そう示唆している。薬剤有効性レビュー・プロジェクトの「多発性硬化症の疾患修正型薬剤に関する薬効群評価」(2007年7月)だ。 体系的評価の基本として1880の関連文献...  多発性硬化症(MS)の疾患修正型薬剤を比べる経済学的評価は、分析の条件設定によって矛盾するような結論が導き出される。薬剤の価値の見極めは重要だが、信頼できない分析に基づいて臨床ガイドラインが推奨薬剤を決め、保険支払用処方集が作成されたらかなわないという製薬業界(と臨床医、患者)の懸念がわかる。 薬剤を直接相互に比べる、信頼できる包括的データがあれば話は別だが、そうでないことが多い現状で、厳密な有効性比較はどう手順を踏んで一定の結論に向かうべきかを示している。 米連邦医療調査・質局(AHRQ)の研究ネットワークを構成するオレゴン健康科学大学「根拠に基づく診療センター」(EPC)の報告は、そう示唆している。薬剤有効性レビュー・プロジェクトの「多発性硬化症の疾患修正型薬剤に関する薬効群評価」(2007年7月)だ。 体系的評価の基本として1880の関連文献を点

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