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調剤実績データ

後発医薬品処方実態(09年年8月)②

その他の腫瘍用薬の市場規模 前年比2.4倍で7位へ

2010年3月1日号

 今回は09年4〜8月5ヵ月間の後発品市場規模(内服薬)を薬効別に分析を加えた。それによれば、市場全体として984億円と月商200億円を目前にしており、前年同期に対して39.8%増と拡大を見せている。これは先発品を含む市場規模1兆4822億円(26.4%増)の6.6%(前年同期6.0%)に相当する。 大薬効では、トップ10の顔ぶれ、順位にまったく変動はなく、循環器官用薬、消化器官用薬、ビタミン剤の上位3薬効による50%強のシェアもキープしている。全体の伸び率39.8%を上回っているのは循環器官用薬のみであるが、11位の腫瘍用薬が2.2倍(9億円から20億円)に達し、後発品処方割合も1.4%から2.6%へ大躍進をみせ、9月にはトップ10入りを果たすものと思われる。 一方、薬効小分類では血管拡張剤が97億円、市場占有率9.9%、前年同期比3.1倍と前年の4位からトップに躍り出た。以下、消化性潰瘍用剤が92億...  今回は09年4〜8月5ヵ月間の後発品市場規模(内服薬)を薬効別に分析を加えた。それによれば、市場全体として984億円と月商200億円を目前にしており、前年同期に対して39.8%増と拡大を見せている。これは先発品を含む市場規模1兆4822億円(26.4%増)の6.6%(前年同期6.0%)に相当する。 大薬効では、トップ10の顔ぶれ、順位にまったく変動はなく、循環器官用薬、消化器官用薬、ビタミン剤の上位3薬効による50%強のシェアもキープしている。全体の伸び率39.8%を上回っているのは循環器官用薬のみであるが、11位の腫瘍用薬が2.2倍(9億円から20億円)に達し、後発品処方割合も1.4%から2.6%へ大躍進をみせ、9月にはトップ10入りを果たすものと思われる。 一方、薬効小分類では血管拡張剤が97億円、市場占有率9.9%、前年同期比3.1倍と前年の4位からトップに躍り出た。以下、消化性潰瘍用剤が92億円

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