医薬経済オンライン

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薬剤経済学

有効性比較研究の実際

第4回 MS4剤経済的評価の異なる結論 

2010年2月15日号

 疾患進行修正型の多発性硬化症(MS)を例に、競い合う薬剤間の経済的評価を比べる研究の結論が異なる状況は、この種の研究が信頼性を確立しきれていない原因だ。臨床的有効性・安全性を比較できる基礎データがカギだが、経済的評価法がさらに随意な〝操作〟を加えないか? 製薬業界は薬剤費抑制の観点、支払者はメーカー出資研究の中立性からそう疑いを向ける。紹介済みの1)と6)を含め、症状管理のみに比べた薬剤療法の評価は、再発緩解を繰り返す患者(RRMS)かMS診断のある患者全体か、スポンサー(カッコ内)などで結論は著しく異なる。1) L.D.Goldberg、2009年9月(セローノ) 2年の臨床試験の再発と障害進行データに限ってRRMS患者に対する4剤の臨床結果を比較できる形に再構築し、費用との関係を見た。再発1件の回避に要する費用は1aSCの$8万589がよく、1bSCは8%、グラチラマ−(gltm)...  疾患進行修正型の多発性硬化症(MS)を例に、競い合う薬剤間の経済的評価を比べる研究の結論が異なる状況は、この種の研究が信頼性を確立しきれていない原因だ。臨床的有効性・安全性を比較できる基礎データがカギだが、経済的評価法がさらに随意な〝操作〟を加えないか? 製薬業界は薬剤費抑制の観点、支払者はメーカー出資研究の中立性からそう疑いを向ける。紹介済みの1)と6)を含め、症状管理のみに比べた薬剤療法の評価は、再発緩解を繰り返す患者(RRMS)かMS診断のある患者全体か、スポンサー(カッコ内)などで結論は著しく異なる。1) L.D.Goldberg、2009年9月(セローノ) 2年の臨床試験の再発と障害進行データに限ってRRMS患者に対する4剤の臨床結果を比較できる形に再構築し、費用との関係を見た。再発1件の回避に要する費用は1aSCの$8万589がよく、1bSCは8%、グラチラマ−(gltm)は1

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