医薬経済オンライン

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「本省の植民地」を覆う閉塞感

PMDA職員、〝キャリア支配〟では出世も望めず

2010年2月1日号

 この結果を、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の近藤達也理事長はどう受け止めたのだろう。厚生労働省が09年11月から12月にかけて実施した、同省医薬食品局(食品安全部を除く)とPMDAの職員を対象としたアンケート調査の結果に対してだ。 アンケートは「薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会」(以下、委員会)のメンバー5人で構成する作業チームが実施したもの。厚労省職員86人、PMDA職員344人の計430人から回答を得た。1月18日の委員会で公表されたが、これはあくまで概要版で、2月8日の委員会で全回答が公開される。 厚労省とPMDAを合わせて400人を超える職員が、自身の仕事について寄せた「生の声」は、想像していたよりもずっと赤裸々だ。というより、泣き言のオンパレード、とでも言えようか。概要版で紹介されたコメントを一瞥しただけでも...  この結果を、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の近藤達也理事長はどう受け止めたのだろう。厚生労働省が09年11月から12月にかけて実施した、同省医薬食品局(食品安全部を除く)とPMDAの職員を対象としたアンケート調査の結果に対してだ。 アンケートは「薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会」(以下、委員会)のメンバー5人で構成する作業チームが実施したもの。厚労省職員86人、PMDA職員344人の計430人から回答を得た。1月18日の委員会で公表されたが、これはあくまで概要版で、2月8日の委員会で全回答が公開される。 厚労省とPMDAを合わせて400人を超える職員が、自身の仕事について寄せた「生の声」は、想像していたよりもずっと赤裸々だ。というより、泣き言のオンパレード、とでも言えようか。概要版で紹介されたコメントを一瞥しただけでも如実

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