医薬経済オンライン

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ベンチャー企業探訪

アールテックウエノ

2010年2月1日号

製薬企業との分岐点 一向に景気回復の兆しが見えてこない厳しい経済環境のなかで、黒字経営を維持するバイオベンチャーもわずかながら存在する。昨年創業20年を迎えた「アールテックウエノ」(本社・東京都千代田区)もそのひとつだ。 同社は、眼科・皮膚科領域に特化した「グローバルスペシャリティ」をめざすベンチャー。89年の創業当初からの看板商品である緑内障・高眼圧症治療薬「レスキュラ点眼液」(一般名=イソプロピルウノプロストン)と「受託製造」を軸に事業を展開する。 レスキュラは、すでに上市から15年が経ち、後発品も参入してはいるが、ニッチ製品の強みもあってか、緑内障・高眼圧症市場で5%のシェアを確保している。もう一方の柱の受託製造は、ベンチャーとしては珍しい事業だが、自社工場を持つ強みを活かした事業と言える。これは、アールテックウエノが化学薬品メーカー「... 製薬企業との分岐点 一向に景気回復の兆しが見えてこない厳しい経済環境のなかで、黒字経営を維持するバイオベンチャーもわずかながら存在する。昨年創業20年を迎えた「アールテックウエノ」(本社・東京都千代田区)もそのひとつだ。 同社は、眼科・皮膚科領域に特化した「グローバルスペシャリティ」をめざすベンチャー。89年の創業当初からの看板商品である緑内障・高眼圧症治療薬「レスキュラ点眼液」(一般名=イソプロピルウノプロストン)と「受託製造」を軸に事業を展開する。 レスキュラは、すでに上市から15年が経ち、後発品も参入してはいるが、ニッチ製品の強みもあってか、緑内障・高眼圧症市場で5%のシェアを確保している。もう一方の柱の受託製造は、ベンチャーとしては珍しい事業だが、自社工場を持つ強みを活かした事業と言える。これは、アールテックウエノが化学薬品メーカー「上野

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