2010年業界動向を占う
味の素製薬の動きに注目
2010年2月1日号
今年は製薬業界の再編・淘汰が再度大きく動き出す年となる可能性が高い。今後も薬価制度そのものは維持されるが、薬価の締め付けは一段と厳しくなり、新薬を上市できる大手・準大手はともかく、長期収載品で食いつないできた中堅以下の企業には厳しい逆風が吹くためだ。それでなくとも中堅以下の企業は薬価引き下げの影響を吸収できず、また外資系や異業種企業に市場を奪われる動きのなかで、収益は足踏みから悪化の傾向を強めてきている。これがさらに厳しさを増すとなれば、自立して生き残りをめざすこと自体が難しくなる。「淘汰の時代本番」との声が出てきた所以である。この動きで注目されるのが、味の素製薬だ。
今年は製薬業界の再編・淘汰が再度大きく動き出す年となる可能性が高い。今後も薬価制度そのものは維持されるが、薬価の締め付けは一段と厳しくなり、新薬を上市できる大手・準大手はともかく、長期収載品で食いつないできた中堅以下の企業には厳しい逆風が吹くためだ。それでなくとも中堅以下の企業は薬価引き下げの影響を吸収できず、また外資系や異業種企業に市場を奪われる動きのなかで、収益は足踏みから悪化の傾向を強めてきている。これがさらに厳しさを増すとなれば、自立して生き残りをめざすこと自体が難しくなる。「淘汰の時代本番」との声が出てきた所以である。この動きで注目されるのが、味の素製薬だ。
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