医薬経済オンライン

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存在意義賭け始まった過当競争

調剤薬局が患者の無料送迎、「品位」か「儲け」か

2010年1月15日号

 北海道の釧路労災病院前の横断歩道。杖をついて歩く70代の女性に、ひとりの男性が駆け寄った。 「どちらまで行かれるんですか」 調剤薬局のボランタリーと称するその男性は女性に声をかけた。 「処方せんはお持ちですか。薬局に寄ってから、ご自宅までお送りしますよ」 その言葉に女性は顔をあげた。男性が近くに停めてある白いミニバンタイプの車を指差す。「あちらですから」。そう言うと男性は、女性を車へと案内した。 車で走ること5分。労災病院から1.5キロも離れた場所にある薬局の前で、車は停まった。2人は一度、座席から降りて調剤薬局で薬をもらうと、再び車に乗り込んで、今度は10キロ先にある女性の自宅へと向かっていった。 調剤薬局を案内しつつ、患者の無料送迎を行う。そんなサービスを行う調剤薬局が釧路市にある。「キタ調剤薬局」(仮名)というその薬局は、病院の前で患者...  北海道の釧路労災病院前の横断歩道。杖をついて歩く70代の女性に、ひとりの男性が駆け寄った。 「どちらまで行かれるんですか」 調剤薬局のボランタリーと称するその男性は女性に声をかけた。 「処方せんはお持ちですか。薬局に寄ってから、ご自宅までお送りしますよ」 その言葉に女性は顔をあげた。男性が近くに停めてある白いミニバンタイプの車を指差す。「あちらですから」。そう言うと男性は、女性を車へと案内した。 車で走ること5分。労災病院から1.5キロも離れた場所にある薬局の前で、車は停まった。2人は一度、座席から降りて調剤薬局で薬をもらうと、再び車に乗り込んで、今度は10キロ先にある女性の自宅へと向かっていった。 調剤薬局を案内しつつ、患者の無料送迎を行う。そんなサービスを行う調剤薬局が釧路市にある。「キタ調剤薬局」(仮名)というその薬局は、病院の前で患者に無

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