医薬経済オンライン

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MR活動実態調査レポート

雌雄を決する院外処方戦略

新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析50

エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久

2010年1月15日号

 MR戦略は、時代とともに大きく変化してきた。「プロパー」から「MR」への変化、専門MRやCSOの誕生、シェアオブボイスによるMR大量投入など……。そんななかで、今後のMR戦略のイノベーションは、「院外処方対策」にあると言っても過言ではない。 これまで製薬企業の多くは、薬局には処方権がないからMRを訪問させる価値はないと切り捨ててきたが、そのような短絡的な思考では競争を勝ち抜くことはできない。薬局、薬剤師をパートナーとして定義し、患者への窓口という視点と医師や処方元関係者とのパイプ役として、外来医療の戦略起点とすべきである。 今回は、グッドサイクルシステム社が手がける医薬情報戦略研究会における薬局調査をベースに、院外処方戦略立案のヒントを提供したい。この調査は、全国のチェーン薬局と個店を対象にしたもので、各種システムなどを積...  MR戦略は、時代とともに大きく変化してきた。「プロパー」から「MR」への変化、専門MRやCSOの誕生、シェアオブボイスによるMR大量投入など……。そんななかで、今後のMR戦略のイノベーションは、「院外処方対策」にあると言っても過言ではない。 これまで製薬企業の多くは、薬局には処方権がないからMRを訪問させる価値はないと切り捨ててきたが、そのような短絡的な思考では競争を勝ち抜くことはできない。薬局、薬剤師をパートナーとして定義し、患者への窓口という視点と医師や処方元関係者とのパイプ役として、外来医療の戦略起点とすべきである。 今回は、グッドサイクルシステム社が手がける医薬情報戦略研究会における薬局調査をベースに、院外処方戦略立案のヒントを提供したい。この調査は、全国のチェーン薬局と個店を対象にしたもので、各種システムなどを積極的

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